006/I(私) feel(感じる)
- 3月7日
- 読了時間: 2分
更新日:3 日前

本コレクションでは、私たちはいかように感じとる、のかを再考する。
五感は、それぞれの部位のみで感じているのか、はたまた肌の上で目に見えないミクロな五感が
感じとっているのか、荒川修作『死なない子供』と私の原体験、そして手放すことについてコレクション制作を進めました。
毛並の良いヤクウール、焼けた肌の色をした超長綿、血の色をした赤いケンピウール、様々な糸種のニット、そして私の故郷である兵庫県神河町の鹿革、を主に使用し、できるだけ肌を空気とともにまとういこむようなパターンとより動物的な服になるようにしました。

私が育ったところは、兵庫県の中央に位置する神河町というところです。
ものすごく田舎で、同級生でも五右衛門風呂や便を回収するようなトイレもぎりぎりありました。
遊びは常に外で山の中が庭でした。
家はちょっとした山の上にあり、隣接する家などなく、だだっ広い野原と池がありました。
福本遺跡という縄文遺跡の上に、竹林を切り開いて建ててしまったからか、幼少期から不思議な体験をしていたように思います。
いつも夜に帰ると福本遺跡の野原に鹿が集まっていて、車のライトに反射して光った瞳を何粒もみました。
裸足でかけまわり、川に潜り、鮎をもりでつき、木にのぼり、死にそうになったことも多々ありまりましたが、不思議と恐れは何もなかったように思います。
東京に出たいま、地元にたまに帰ると、暗い森や動物の音、枝葉にぶつかりそうになったり、畏れと感覚の鈍さに自分の弱さを感じます。
本コレクションでは、感覚を取り戻すような手探りと、今まで繰り返してきた知的収集と探求による論理的な制作方法を手放す作業を行いました。



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Wool 80% Linen 20%
Deer leather brown



A check: Cotton 100%
B kirakira: Sea Island Cotton 95% Metal 5%



Wool 100%


Rayon 63% Cupra 47%

Wool 100%


Wool 100%


Wool100%

Wool 100%
Liner: Cotton 100%
Deer leather Yellow

Yak51% Wool48% Cashmere1%
Liner: Cotton100%

Linen42% Co38% PU22%
*写真は一部です。他にコート,パンツ等8型ほどあります。
会場でお会いできることを楽しみにしております。
